先日短期1週間で勝負を挑んで115%になって帰ってきた(実質利益15%)Gamebetは4月17日に早くも出金を停止してしまったようです。
わずか16日間の運用でした。
このHYIPが飛んだ訳
無謀かつ無駄な短期プランの存在に尽きるところがあるように思います。
1週間で115%、2週間で135%とか無理があります。2週間で135%は実質利益35%なので、14日で割ると日利ベース2.5%という事になります。
あり得ないほどの高利とまではいかないものの、相当に高い利回りであり、それが14日間で完結するところが問題です。
例えば、元本償却型で日利3.5%、満期100日のプランがあったとすると、100日で350%なので、純利益は250%という事になり、日利計算にすれば2.5%と同じになりますが、14日で飛ぶ可能性はもっと低いと思います。
新規の投資資金が2.5%/日以上ずつ増えていけば、破綻する必要なく運用継続可能となります。
その辺を分からずにやるから、わずか16日間で集めた資金はたったの20万ドル、配当支払いを8万ドルほどしているので、利益はたったの12万ドルという事になります。
会社登記から、EV SSL認証、サイト作成準備コスト、動画などのコンテンツ経費などを考えると、準備にどのぐらいの時間や人数がかかっているのかわかりませんが、大した儲けとは言えないと思います(赤字ではないでしょうけど)。
HYIP運営者って賢い?
どこかのサイトでも書いていましたが、HYIPを展開する人は賢い狡猾なイメージがありますが、実際にはこの程度の読みも出来ない低レベルの運営者も多い様です。ダメならまた次立ち上げれば良いぐらいに考えている感じもしますね。
HYIPにおける駆け引き
HYIPは、この運営者との駆け引き、心理ゲームだと思います。「この投資者へ配当を出す事で、新たな資金の流入が見込める」とか「今日配当する事は明日以降の資金の流入が見込める」と思われれば、配当が入ってきます。そうでなければ、飛んでしまいます。
今回Gamebetとのゲームは私に軍配が上がっています。1週間で15%の利益を抜き、そのまま撤退しました。
1週間115%がうまくいけば、もう1度やってみようと思った人もそれなりにいるかもしれません(私もそういう気持ちが生じました)。しかしそれらの人は2回目でやられているので、同額を投機していれば、-85%で負けとなっている事でしょう。
HYIP運営側では、最初の1週間の支払いをしておけば、また1週間投資をしたり、今度は2週間135%に挑戦したりする人などが多くなり結果資金はもっと集まるかもしれないと思っていたと思います。
だから最初の1週間115%プランは気前よく配当を出したのではないかと思います。
いかなるプランでも2回転目を狙うのは私はやめておいた方が良いと思いますね。
おまけの告知
さて、本件の話題はここまでですが、実は本日新しい案件に投機しています。今度は長期運用(といっても50日ですが)を目指したHYIPです。
明日最初の出金を果たせたら、このブログでご紹介したいと思いますので、お楽しみに。
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